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製薬業者の歴史とは

製薬業界とは、薬の研究や開発をする人もいれば、製造や販売をする営業という立場の人など、ありとあらゆる職種があります。

近年ではかなり人気も高めており、一般的な職業よりも給与も良いところが多くなっています。

製薬業界と言っても、資格や免許が必要な職種と、そうではないものなど、様々なものがあり製薬業者で働く人を始めとし、多くの人が関わり長い年月をかけて新薬が生まれます。

新薬開発には莫大な費用が必要とされ、近年ではバイオテクノロジーの発展もたり、その技術を応用した創薬に力を入れている企業も増えています。

生命に密接に関連した産業であり、重要な仕事ということは確かですが、その歴史に関してはあまり知らないという人が多いのではないでしょうか。

 

製薬の業界が始まった頃について

世界規模で見ても、それぞれの国で伝統的な薬業に立脚した企業もあれば、第二次世界大戦後に誕生した企業もあり、それぞれ違いがあります。

明治時代初期の日本は、まだ合成薬を創るという技術がなかったために、薬は輸入に頼っていました。

しかし輸入された薬の中には品質が良くないものも少なくはなかったことから、明治政府が日本で初めての国立医薬品試験機関の司薬場を設置したことが始まりとされています。

その後、西日本で流行してしまったコレラという病がありましたが、それに使う消毒薬は当時輸入していて、輸入だけでは追いつかなくなってしまったことから、司薬場に製造研究を合わせて、国産のフェノールの製造をし、成功させることができました。

この経験を基にして、医薬品の国産化を目指すこととなり日本初の製薬会社が官民共同で設立され、その後には各地で設立されました。

しかし、まだ知識も技術も浅く歴史の身近な国産の薬では、豊富な実績を持っている輸入薬に対抗するにはまだ弱く、事業としてはあまり良い結果を得ることはできませんでした。

 

急激に発展していった背景について

日本の製薬業自体の歴史はかなり古いことは確かですが、製薬業が発展したと言えるのは第二次世界大戦以後のことです。

感染症に対して効果的な抗生物質のペニシリン、結核の特効薬とされたストレプトマイシンの国産化が製薬業の発展の始まりといえるのではないでしょうか。

第一次世界大戦が始まったことにより、薬の輸入が困難になって、国産の薬の必要性が高まったということは確かであり、薬の研究と製造が本格化されていきましたが、そのことがあったからこそ、その後も日本の製薬事業は発展を遂げていることができたといえます。

しかしその礎を築いた、紛れもなく明治時代の研究者たちの努力があったからと言えるのではないでしょうか。

それまでは大衆薬が主流となっていましたが、国民皆保険制度が導入されたことにより、国民が医療機関で診療を受けやすくなったことから、医師の処方箋を必要とする医療用の医薬品の需要も高まり製薬業界も医療業界と同時に急成長していきました。

製薬業や医療機関ともに新技術の導入があり、販売促進強化もされたことで医療用医薬品は急激に成長を遂げ、現在の製薬業の発展につながっています。

 

近年の製薬の業界と今後について

ペニシリンやストレプトマイシンは培養によって大量に生産される薬ということから、発酵や醸造技術を持つ食品メーカーが主な役割を担っていたということから、現在でも製薬事業を行っているメーカーも少なくはありません。

しかし日本の製薬企業の売上規模に関してみると世界的な企業と比較しても低い水準にとどまってしまっているという現状があります。

これは日本の製薬企業数がかなり多いということから、裾野が広いので売上げの上位の集中度が低くなってしまっていることや、研究開発費用が低くなってしまっていること、それに伴い世界的な新薬が少ないことなどが原因となっています。

近年では、世界的に製薬業界の大再編が起こっている時代となっており、欧米のメジャー企業が世界で買収合戦を繰り広げているからであり、日本の企業の中にも欧米系に買収されている企業も出てきています。

今後は内資系メーカーの、国際競争力だったり資本となる資金の強化が急務とされています。

日本国内でも大型合併なども続いており発展につなげていくことになるのではないでしょうか。

 

日本の製薬業自体の歴は古いものとなっていますが、現代のようにきちんとした薬が研究開発されてからは、それほど長いとは言えませんし、この短い機関の中でも目覚ましい発展を遂げたことは確かと言えます。

一口に製薬業者といっても、日本国内にも数多く存在しており全てが順調というわけではありませんが、今後も発展していくことは確かではないでしょうか。

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